このページではメンテナンスの手間やコストがかからない貸倉庫という土地活用について検証、高齢者施設との比較もしてみました。
貸倉庫にもサブリースやフランチャイズがあります。他のジャンルに比べて貸倉庫のフランチャイズはまだ成熟しきっているわけではなく、借主を見つける手間を回避するという意味で、一般的に土地オーナーはサブリースを選択する方が無難でしょう。
地域や広さ、周辺環境などを加味すればトランクルームとの比較も検討されるところ。大まかに分類すると、トランクルームは荷物を預かるビジネスで、貸倉庫は倉庫としての場所を貸すビジネス。前者はB2C、後者はB2Bがメインとなります。
貸倉庫による土地活用のメリットとデメリットを整理するとともに、高齢者施設の土地活用と比較してみました。
貸倉庫による土地活用でしっかりとした収益が見込めるのは、主に以下の要件に該当するケースです。
賃貸住宅や商業施設などには向かない土地でも、貸倉庫ならマッチするという立地環境もあるので、一番に考えるべきは周辺も含めた所有地の環境です。
いわゆる好立地でない場合の土地活用では、貸倉庫だけでなく高齢者施設も候補になります。工業地域だとNGですが、駅から遠い場所や商業エリア・住宅地とは多少距離があるようなのどかな場所でも、高齢者施設なら十分な収益性が期待できます。