デイサービス

このページでは小規模からのスタートもできる、デイサービスによる土地活用の概要やメリットなどを紹介します。

デイサービスとは

デイサービス(通所介護)は、自宅で生活している高齢者が、リハビリや入浴介助、食事、レクリエーションなどを受けられる介護施設です。サービス付き高齢者向け住宅などに併設していることも多く、利用対象者は要介護1〜5の方。宿泊機能はなく、日帰りで介護サービスを提供しています。
厚生労働省が公表している資料によればデイサービスの利用者数は平成13年度には65.1万人だったのに対し、平成27年度には190.3万人に増加しています。介護保険サービスを利用する方の3人に1人がデイサービスを利用していることとなり、ニーズがとても高い施設であることが統計からも伺えます。

平成28年度からは、1ヶ月あたりの平均のべ利用者数が750人を超える大規模型や1ヶ月あたりの平均のべ利用者数が300人超の通常規模に加えて、1日あたりの利用定員18人以下とする小規模タイプ(地域密着型通所介護)も登場し、比較的面積の小さい土地でもデイサービスとして土地活用をしやすくなっています[1]。

平成27年度には、全国に4万3,440の事業所があり、平成18年度と比べると施設数も増加。なかでも小規模型の事業所が増加していることから、新規参入するところも多い施設と言えそうです。

参考[1]:厚生労働省 社会保障審議会 第141回介護給付費分科会 資料

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デイサービスを建てるメリットとデメリット

土地活用としてデイサービスを建てることの主なメリットを紹介します。

  • 地域社会に対する貢献度が高くなる
  • 介護施設のなかでは小規模な投資金額からスタート可能
  • 建物や設備などのメンテナンスは事業主体の負担割合が大きい
  • 小さめな敷地でもデイサービスなら利用できる可能性大
  • 周辺ニーズに合わせて業態や特色の選択余地がある

このように、社会的な貢献度が高く、介護関連施設の中では比較的低コストでスタートできるデイサービス。参入しやすさから、土地活用でデイサービスを考える方も少なくありません。しかしながら、デイサービス事業経営にはメリットと同じくらいデメリットもあるのが現実。しっかりとデメリットを知り、対策を講じておきましょう。

デイサービス施設を建てるデメリットとしては、次のようなものが考えられます。

  • 競合も多いのでエリアによっては特色を出す必要がある
  • 介護施設の中でもデイサービス事業者の撤退率が高い
  • 自治体によっては開設数の規制がある可能性も大
  • 介護保険制度の改正などにより経営環境が変化するリスクがある

デイサービスの建築費用相場

デイサービス(介護老人保健施設)の坪単価を見てみると、従来型の施設で57.1万、ユニット型の施設で81万円というデータが出ています。

引用元:社団法人日本医療福祉建築協会の資料より
(http://www.wam.go.jp/wamappl/bb01Keij.nsf/0/a204bfb5aad009ff49257611002b9a31/$FILE/shiryou2.pdf)

デイサービスの建築基準や補助金など

デイサービスの施設に対する建築基準や設立にあたっての補助金などは以下となります。

建築基準

建物用途 床面積が100平方メートル未満の建物を改修する場合、用途変更が必要
食堂および機能訓練室 それぞれ利用定員に3平方メートルをかけた広さが必要
食堂と機能訓練室の併用は可能
静養室 利用定員に必要な広さが必要
相談室 プライバシー保護のため個室が必要。完全な個室とならない場合はパーテーションなどで区切ることが必要
事務室 1.3平方メートル(最低でも机1台分のスペース)×常勤スタッフ数程度
消防設備等 消防法で義務付けられた消火設備の設置

引用元:厚生労働省(http://www.jvnf.or.jp/newinfo/2015/2015vol514.pdf)
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布について

補助金

施設であるデイサービスは、補助金や助成金の対象とはなりませんので、国からの補助はありません。

デイサービスの現在の需要

厚生労働省が2017年に発表したデイサービス事業所数の推移によると、2000年度にスタートしたデイサービスは2015年度までずっと右肩上がりに事業所数が増えていたのに、2016年度になって初めて減少に転じています。2015年度が43,440件だったのに対して2016年度は43,399件。41件と微減ではあるのですが、これを小規模事業所にフォーカスしてみると、23,763件から20,182件へ3,581件も減っていることがわかります。

これは2015年に介護報酬が改定されて小規模デイサービスの介護保険報酬が約10%削減されたことに起因しています。

引用元/みんなの介護
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no327/

デイサービスの経営方式

デイサービスの経営方式としては、一括借り上げ方式とフランチャイズ方式が主な選択肢として考えられます。
一括借り上げ方式は、その名の通り土地と建物を賃貸にて提供し、月々の地代や賃料を介護事業者から払ってもらう方式です。一方フランチャイズ方式とは、フランチャイズ展開をしている介護事業所などの企業と契約し、経営方針や研修などノウハウを教えてもらいながら地主自身が経営者としてデイサービスを営業する方法です。

介護予防に注目が集まり、国の方針としても介護予防や高齢者の生きがい創出を推進する流れにあるため、デイサービス施設は、さまざまなバリエーションで登場しています。
そのため、競争力が高い業種とも言えますので、デイサービス経営をフランチャイズ方式で検討しているなら、フランチャイズ契約を結ぶ企業のデイサービス経営方針が、将来性あるものかどうかきちんとチェックしてみましょう。

デイサービス施設を運用している人の口コミ・評判

介護という業界に魅力を感じて土地活用を決めました

もともとカフェのオーナーとして土地を活用していましたが、ご縁があってデイサービスのオーナーとしても土地活用をするようになりました。デイサービスは経費の多くを人件費が占めています。利用者さんをしっかりと集められれば飲食業と違って季節的な収入変動も少ないので、経営面でも安定収入が見込めるビジネスだと感じています。デイサービス施設自体は多いので、高齢者の方のニーズをしっかりと捉えながら運営すれば、フランチャイズとして他の空き土地でもできそうだと手応えがありますね。
何よりも、社会的ニーズが高い点も魅力です。より一層稼働率を上げて経営効率を高めるために、利用者数の確保と人件費の調整を今後検討しています。

小規模、民家型のデイサービスを始めました

スタート時の利用者数目標を1日あたり10人程度として、小規模タイプのデイサービスオーナーになりました。損益分岐点は月15人程度。それ以上になれば黒字化になると計算して始めましたが、半年後にはおかげさまで黒字になりました。土地活用時に初期投資に1,000万円かかったので、次の目標はしっかりと初期投資費用を回収していくこと。事務スタッフや介護スタッフの採用もうまくいったのが成功の要因だと思います。デイサービスは数も多いので、他の施設との差別化を図るために、利用者さんがほっとできる民家型という明確なコンセプトを出していったのがよかったのだと思っています。今のところ、複数展開は考えていませんが、地域に求められるビジネスを今後も続けていきたいと思います。

一戸建て民家をそのまま活用しました

父から相続した自宅をデイサービスとして活用しています。私自身も小さい頃育った家なので、思い入れがあり、壊さずにデイサービスという形で活用できてよかったとも思っています。もちろん、設置基準や消防法などに準じた改修が必要でしたが、他にはないデイサービスになり、利用者の皆さんからも喜んでいただいています。

他業種からの転業をしました

もともとレンタルビデオ店を経営していたのですが、事業環境の変化から転業を決意しました。長期的な経営という点でも介護事業は未来があるなと思ったのも大きな理由です。私がやっているのはデイサービスでも食事や入浴介助のない、リハビリ特化型のデイサービスです。フランチャイズで展開しましたが、ロイヤリティや開業資金も無理のない範囲で、しかも未経験の介護分野のアドバイスがもらえたということで正解だったと思います。介護経験がなかったため、数社の説明会を回ってどこのフランチャイズにしようかをじっくり検討しました。まだ開設したばかりですが、利用者様の数も順調に増えていて、経営面でもうまく回り始めています。デイサービスは介護保険事業者指定の申請手続きなどいろいろ複雑なことも多いため、安心できるパートナー選びが大切だと痛感しています。

相続対策として通所リハ施設を開設しました

資産や土地の相続を進める中で、土地をそのまま相続したのでは息子が土地を手放さなければならない可能性があったので、収益が上がるデイサービスをすることにしました。アパートの家賃収入と比べれば、やらなければならないことも多いかもしれませんが、地域の方からの反響が予想以上に多く、皆さんに感謝してもらったのが嬉しいですね。もちろん他の土地はアパート経営で運用しているのですが、入居者のゴミの出し方などのトラブルもあってストレスが溜まるのはマンション経営のほうかもしれません。地域貢献ができ、収入面でも長期的に安心できるというのは大きな心のよりどころになっています。

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